研究課題
Gr.1 CAE
現代の工学はCyber-physical space(情報化社会)の中に存在しており、工学を駆動している重要な要素です。CAE はCyber-physical space の中でのEngineering toolとして重要な役割を担っています。
柳本研究室では、ロール~被圧延材連成系である薄板圧延の3次元FEM解析による10 mm精度での解析を1990年代初めに成功し、様々な変形加工CAE、流れ則などの塑性理論の研究を行ってきました。現在は、原子論に基づく核生成過程や塑性変形のシミュレーション、成形の3次元弾塑性FEM解析、弾塑性理論を三本柱として、研究を行っています。
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高機能圧延加工CAEシステムCORMILLの開発および各種圧延現象の理論的解明
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棒鋼・線材圧延3次元FEM解析システムおよび圧延時倒れの解析
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薄板材プレス加工最適金型設計のためのDigital Die Design System
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積層板のプレス加工
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計算科学を利用した大ひずみ加工モデル
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結晶塑性理論による変形/再結晶集合組織形成過程,機械的特性の解明
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圧延加工の3次元FEM解析
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冷間圧延時の荷重・先進率モデルの高精度化(2019)
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薄板矯正の弾塑性FEM解析(2019)
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初等理論による冷間圧延の数値解析及び圧延制御シミュレーション (2021)
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非関連流れ則による純チタン薄板のプレス成形シミュレーション (2022)